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モンテレッジォ 小さな村の旅する本屋の物語

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内田洋子さん 『モンテレッジォ 小さな村の旅する本屋の物語』 (方丈社)

ーイタリア、トスカーナの山深い村から、本を担いで旅に出た人たちがいた。
ダンテ、活版印刷、禁断の書、ヘミングウェイ。
本と本屋の原点がそこにあるー

BOOKデータベースより

この作品を読み始める前、または、読み終えてからでも

コチラ → 方丈社

コチラ→ 本に書かれていないモンテレッジォ も読まれることをおすすめします。

内田洋子さんの著書は、すべて読んでいますが

『モンテレッジォ 小さな村の旅する本屋の物語』 は、とても好きな一冊になりました。

P264

〈モンテレッジォの人々にとって、本は生きるための糧というだけではなかった。
 イタリア民衆の好奇心の流れを予見する、望遠鏡でもあった〉

1800年代の初め、村人は行商で剃刃や石を売る。

そして、暮らしにゆとりが出始めるが

経済的なゆとりはまだ十分ではない。

知識欲旺盛な軍人や小市民に、モンテレッジォの村人は「本を売る」。

売れ残りや訳ありといった本を、集めて売り歩き始めた。

P209  

〈読むことが、次第にその人の血肉となっていくような本を〉


私も本を読み、気持ちの切り替えをすることで何度も救われました。

方丈社の「本に書かれていないモンテレッジォ」 を読み涙が出てきました。

第7回の「山の小学校で起きたこと」

村の小学校と日本の小学校と交流する機会があり、そのときの様子が書かれていました。

村の小学生の純粋な様子に涙。

そして、みなさん(大人7人、小学生、中学生、高校生2人)日本にいらしたんですね。

楽しそうな様子も伝わってきました。

本一冊と、特集記事を読み胸がいっぱいになりました。

素敵な作品をありがとうございました。


読書します?


朝倉かすみさんの『平場の月』(光文社)

とても評判がいいらしく、私も面白く読みました。

内容は

― 朝霞、新座、志木。家庭を持ってもこのへんに住む元女子たち。
元男子の青砥も、このへんで育ち、働き、老いぼれていく連中のひとりである。
須藤とは、病院の売店で再会した。中学時代にコクって振られた、芯の太い元女子だ。
50年生きてきた男と女には、老いた家族や過去もあり、危うくて静かな世界が縷々と流れる。
心のすき間を埋めるような感情のうねりを、求めあう熱情を、生きる哀しみを、圧倒的な筆致で描く、大人の恋愛小説 ―

と、あります。

「大人の恋愛小説」ってなに?


今の若い人たちはどのような本を読んでるの?

『平場の月』 どうでしょう。

20代、30代でも感動すると思うけれど。


私、10代で 宇野千代さん

瀬戸内寂聴さん、大原富枝さんなど、たくさん読みました。

そして、森村桂さんの本で救われました。

少し背伸びをして読んでもいいと思います。

読者の年代は関係ないような気がするな。

続けるのは…


大好きなバンドだったり、ミュージシャンから届く

「大切なお知らせ」 

ファンなら、ドキッとして、

いろいろ考えますよね。

TwitterのTLで見た、ポタリからの大切なお知らせ。

― 突然のご報告になりますが、
ポタリは2019年3月30日 (土)名古屋クラブクアトロでのワンマンライブをもちまして解散することとなりました ―

↓ 

ポタリ

2015年の 『TREASURE05X 2015」

TRIPLANE出演の8月15日(土) でポタリも出演していました。

かわいいかったなぁ~と覚えています。

名前を覚えてもらいたい!!という気持ちがすごく伝わってきました。


解散なんですね。

TRIPLANEと、イベントで一緒だったバンドのいくつかは

活動休止、解散などしてしまいました。

TRIPLANEもギターの川村健司さんが脱退。

「大切なお知らせ」 がこれ以上届かないように願っています。

うれしいお知らせなら大歓迎です!!

悲しいお知らせだとしたら、許さない。


毎日聴いているラジオ。

TRIPLANEをリクエストしても、なかなか流れません。



「冬の街」

多くの人に聴いてほしいです。

ライブ情報など載っています。

↓ TRIPLANEの公式さんです。

TRIPLANE

平場の月


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朝倉かすみ 『平場の月」(光文社)

― 朝霞、新座、志木―。家庭を持ってもこのへんに住む元女子たち。
元男子の青砥も、このへんで育ち、働き、老いぼれていく連中のひとりである。
須藤とは、病院の売店で再会した。中学時代にコクって振られた、芯の太い元女子だ。
50年生きてきた男と女には、老いた家族や過去もあり、危うくて静かな世界が縷々と流れる―。
心のすき間を埋めるような感情のうねりを、求めあう熱情を、生きる哀しみを、圧倒的な筆致で描く、大人の恋愛小説 ―

BOOKデータベースより

読み終えて、映像化した場合

女優、俳優は誰がいいか。と思いめぐらせました。

須藤役の女優さんは、松雪泰子さん。

青砥役の俳優さんは、佐藤浩市さん。

落ち着きがあり、堂々としている須藤。

甘えることができないんですよね。

青砥は、須藤に甘えてほしい、頼ってほしいのに。

演じてもらうなら、松雪さんと、佐藤さんがいいな。


若いころとは違い、明るい未来がこの先も続く。

なんて、甘い考えは持っていない。

でも、終わりが来るとも思えない…青砥なんですが。

不器用な二人の不器用な恋模様がもどかしくて。


若い人にも読んでほしいです。

きっと、思い出に残る一冊になると思います。

何十年か先、この本のことを思い出し

(そういうことか!!)となるはずです。

空をゆく巨人


川内 有緒さんの『空をゆく巨人』 (集英社)

読み終えました。

ブクログに書いた感想ですが ↓

現代美術界のスーパースター・蔡國強さんと

いわきの会社経営者・志賀忠重さんの三十年の交流を追った、ノンフィクション。

蔡さんといえば、北京オリンピックの開会式では

芸術監督として壮大なスケールの花火パフォーマンスを行なった方。

お名前だけ聞いてもピンときませんでした💦

冒険家の大場満郎さん、いわき市民など

この本に登場した人たちは、みなさん、すごいパワーを持っていらっしゃる。

それでも、自然体で素敵。

2011年、東日本大震災による福島第一原発の原子力事故。

P276
「福島はフクシマになった」

山に桜を植える「いわき万本桜プロジェクト」始動です。

P337
志賀さんの言葉。
「お客さんに来てもらうためではないんだ。”怒り”を鎮めていくものなんだ」

志賀さんたちのスケールが違います。

完成を急いでしまいがちですが

完成形を追い求めるのではなく、ずっと続いていくことが大切なんですね。

この本に出会い、読むことができて良かったです。